景品表示法|確約認定5号と6号が認定されました

薬機法の専門家 橋本 駿

景品表示法の確約認定第5号と6号が公表されました。味の素株式会社と株式会社イングリウッドの2社は、冷凍宅配食「あえて、」の販売に際し、商品提供と引き換えにInstagram投稿を依頼し、その投稿を自社サイトでで引用し、「使ってみた方の感想 Instagramへの投稿レビュー」などと表示していたとのこと。これらは優良誤認表示(景品表示法第5条第1号)やステルスマーケティング(景品表示法第5条3号指定告示)に該当します。2社は是正計画を提出し、確約手続が認定されました。今後は再発防止策や返金対応が実施されます。

目次

本件の概要

2025年09月19日、消費者庁は冷凍宅配食の販売事業者2社(味の素株式会社 株式会社イングリウッド)の確約計画を認定しました。

味の素株式会社と株式会社イングリウッドの2社は、冷凍宅配食「あえて、」の販売に際し、商品提供と引き換えにInstagram投稿を依頼し、その投稿を自社サイトで「使ってみた方の感想 Instagramへの投稿レビュー」などと紹介していました。これは優良誤認表示(景品表示法第5条第1号)やステルスマーケティング(景品表示法第5条3号指定告示)に該当する疑いがあります。

景品表示法の「確約手続」とは

確約手続とは、違反行為をしても、表示の是正計画を事業者が自ら内閣総理大臣に申請をし、認められた場合、措置命令や課徴金納付命令を受けないことにする制度です。

確約計画の内容

①違反行為を既に行っていないことを確認する旨及び、同様の行為を行わない旨を取締役会で決議すること。
②違反行為の内容について一般消費者に周知徹底すること。
③再発防止措置を講じること。
④①~③の措置の履行状況を消費者庁に報告すること。

橋本 駿
消費者庁の誤りを指摘した薬機法の専門家
【この記事の著者】
薬機法や景品表示法などの専門家。NTTDocomoやハウス食品、富士薬品など大手企業との取引実績多数。
2023年には消費者庁の公的文書の誤りを指摘・改善、2024年にはわかさ生活に薬機法広告の専門家としてインタビューを受ける。
現在は専業薬機法ライターとして記事制作や表現のチェック、広告に関するコンサルティング、法務研修、講演活動などをおこなう。
消費者庁・公正取引協議会の「景品表示法務検定アドバンスクラス(合格者番号APR22000 32)」や東京都福祉保健局の資格を有する。その他薬機法関連の民間資格ももつ(薬事法管理者資格など)。

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