ブログ一覧
-
株式会社ECホールディングスに対する景品表示法に基づく課徴金納付命令について
2021年01月28日消費者庁は、株式会社ECホールディングスに対し、同社が供給する「ブラックサプリEX」と称する食品に係る表示について、景品表示法第8条第1項の規定に基づき、1972万円の課徴金納付命令を発出しました。 株式会社ECホールディングスに対する... -
「広告の責任は広告主に」は通用しない!?健康増進法の媒体責任とは
「広告が法律違反した場合、その責任を負うのは広告主」―――老舗のメディアを運営されている方や、出版広告業界に長く携わっている方など、古くからメディア運営にかかわっている方であれば、「広告の責任は広告主に」の考え方はご存じでしょう。 す。しか... -
健康増進法の「あっせんルール」とは?該当するケースや違反時の罰則を解説
健康増進法はニッチな法律ながらその実、重要な規制を多く含みます。なかでも重要なのが「あっせんルール」です。本稿では あっせんルールとは あっせんルールに抵触するケース、しないケース 健康増進法の罰則 実務上気をつけるべき点など について 景品... -
健康増進法の「付近ルール」をわかりやすく!違反しないコツも紹介
健康増進法の付近ルールとは、商品や成分の解説が、広告にあたらない書籍やWebサイトに掲載されていても、その付近に販売ページのURLや業者の連絡先があると、健康増進法に抵触する可能性があるという規制です。医薬品のような効能を広告できない健康食品... -
「コンプレックス広告」は法律上OK?NG?
YouTube広告や記事下広告などでよく見かける、外見を貶める広告、いわゆる「コンプレックス広告」。2020年には「外見上の特徴を中傷する広告、やめませんか」と題した抗議キャンペーンが炎上するなど、今物議をかもしています。コンプレックス広告は薬機法... -
薬機法で比較広告はどこまで可能?景品表示法の比較広告との違いや注意点を解説
競合ひしめくヘルスケア業界では、他社との差別化は必須です。有効な戦略のひとつが他社との違いを打ち出す「比較広告」です。しかし、比較広告は薬機法や景品表示法で細かな規制があり、場合によっては違法となってしまいます。 今回は消費者庁発出の「比... -
アフターコロナのメンズ美容市場、主戦場はネットへ|売上げ拡大の7つのポイントをデータから紐解く
今、男性美容市場が活性化しています。メンズ向け化粧水や保湿クリームも販売されるようになり、習慣的にスキンケアをする男性が増えています。コロナ渦で市場はますます拡大していくでしょう。 本稿では メンズ美容市場調査結果(インテージ社) 学生のネ... -
化粧品で「アレルギーテスト済」はOK?薬機法(薬事法)上の注意点を解説
「アレルギーテスト済」と表示すること自体は薬機法で禁止されていませんが、安全性を保証する表現は禁止されています。PRする際は①アレルギー反応が起きにくいことが客観的に立証されている②「全ての方にアレルギーが起こらないわけではない」などデメリ... -
化粧品や医薬部外品広告でビフォーアフターはどこまで認められる?
化粧品や医薬部外品でビフォーアフターは以前は一切認められませんでした。しかし医薬品等適正広告基準の改正により、現在は条件を満たせばビフォーアフターの掲示が認められます。たとえば「効果発現までの時間・効果持続時間の保証」「安全性の保証」に該当するものは不可です。化粧品や医薬部外品の広告におけるビフォーアフターの考え方について解説しています。 -
化粧品で「満足度〇〇%」はNG!アンケート結果を示す際の注意点
モニター会員や購入者を対象にしておこなった調査において、良い結果が得られれば「満足度98%」などと、広告でPRしたくなるでしょう。しかし、化粧品広告は薬機法で細かく規制されていて「満足度〇〇%」はケースによってはアウトとなります。 本稿では、...