マクロフューチャー株式会社に対する景品表示法に基づく措置命令

景品表示法
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2021年3月9日消費者庁はマクロフューチャー株式会社に対し、同社が供給する「マクロ元気」と称する食品及び「マクロ元気乳酸菌1250億プラス」と称する食品に係る表示について、景品表示法違反(優良誤認表示)で措置命令を発出しました。

 

違反行為者の概要

 名 称 マクロフューチャー株式会社(法人番号 6011101058342)

 所 在 地 東京都新宿区若松町25番22号

 代 表 者 代表取締役 田海 威彦

 設立年月 平成22年10月

 資 本 金 2035万円(令和3年3月現在)

 

違反行為の概要

2020年6月1日から10月20日までの間、チラシ、自社ウェブサイト、楽天市場に開設した自社ウェブサイトなどで、『マクロ元気』、『マクロ元気乳酸菌1250億プラス』を販売。

免疫力が高まり花粉症や肌荒れなどに効果があると表示していたが、実際には根拠のないものであった。

 

たとえば自社ウェブサイトでは昨年9月1日から同月24日までの期間、「免疫力サポートサプリメント『マクロ元気』」「特許成分配合 免疫ビタミン」などと表示。

 

さらに、同社は商品に同梱したチラシで、新型コロナウイルスへの効果を説明。チラシには「『免疫』と『防疫』で、感染症対策!」「新型コロナウイルス(Covid-19)による感染症(SARS-CoV-2)は、免疫力が低い高齢者や基礎疾患の持病持っている方の重症化率(容態の急変)や致死率が高いことが分かって来ました」などと記載していた。

 

表示について消費者庁は同社に根拠資料の提出要求。同社は資料を提出したもののは合理的根拠とは認められなかった。消費者庁は、表示内容が景表法で禁止する優良誤認表示に当たると判断。

同社に対し、違法な表示であると一般消費者へ周知することや、再発防止策を構築することなどを命じた。

本件のポイント

本件はウェブサイトでは免疫効果をうたい、商品に同梱したチラシで新型コロナウイルスへの効果を説明するという手法でした。商品に同梱した資料により宣伝をおこなう手法は、健食業界でかねてより横行していましたが、「グレーゾーン」であり、取り締まりはできませんでした。今回の行政処分は業界内の悪質商法に一石を投じる形となりそうです。

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