ブログ一覧
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実はコレもOK|化粧品広告で許される「メーキャップ効果」はどこまで
薬機法により化粧品で広告できる表現は規制されていますが、「メーキャップ効果」の標ぼうは認められています(化粧品等の適正広告ガイドライン【2020年版】。メーキャップ効果とは「色彩により、覆う、隠す、見えにくくする等の物理的効果」です。つまり「色彩効果」のほかにも「物理的効果」がうたえます。ただし色彩効果以外の物理的なメーキャップ効果は -
健康食品で「デトックス効果」はNG!いいかえ表現や類似表現についても解説
サプリメントをはじめ、「デトックス効果」をうたった広告は多いですが、そもそも薬機法(薬事法)上、健康食品や化粧品で「デトックス」や「毒素」の表現は認められません。今回は「デトックス」のいいかえ表現について解説しています。また、類似表現の... -
健康食品で疲労回復(回復)はうたえる?
テレビや雑誌では「疲れをためないコツ」「リラックス方法」など疲れに関する特集が頻繁に組まれ、書籍でも疲労回復をテーマにしたものが売上げを伸ばしているといいます。それほど多くの人が疲労回復したいと思っているわけです。となれば健康食品でも疲... -
健康食品で不眠症・睡眠改善はうたえる?
睡眠は生命活動の源であり、眠れないと心身にさまざまな影響を及ぼします。人々はより良い睡眠を手に入れるために低反発マットレスを買い、睡眠セミナーに参加します。高いニーズがあるからこそ、健康食品でも不眠症や睡眠改善をアピールしたいと考えるケ... -
健康食品で滋養強壮はうたえる?
コンビニや薬局に必ず置いてある品のひとつ、滋養強壮ドリンク。働く女性も増えてきている現代では男女問わず滋養強壮のニーズは高いといえるでしょう。医薬品であれば問題ありませんが、健康食品として販売する商品の場合、気をつけなければならないのが... -
健康食品で性機能(精力減退・インポテンツ)はうたえる?
精力減退・インポテンツなど、性にまつわる問題はいつの時代も関心が高く、安定した市場があります。しかし性機能向上を目的とした健康食品を販売する場合、薬機法に気をつけなければなりません。健康食品で性機能の向上(精力減退・インポテンツ)はうた... -
健康食品(サプリメント)で認知症はNG!どういいかえる?
認知症は特定疾患にあたり、サプリメントなどの健康食品で訴求することはできません。「知力」「認知力」「記憶力」など、何らかの力を高める可能様な表現は基本的にすべて不可です。いいかえのコツは(1)「知的な毎日」など生活の質の向上にフォーカスする(2)[~したい」「~ありたい」など、断定をさけた表現を用いることです。 です。 -
健康食品で「腸」や「腸活」は使える?いいかえ表現の考え方も解説
健康食品で「腸内環境改善」「腸内フローラを整える」「腸」や「腸活」は使えるのか、解説します。 「腸」の訴求が薬機法違反になるかどうかはケースによる 腸の表現が薬機法違反となるかどうかは、訴求の方法やロジックによります。では、どんなケースで... -
知らなきゃマズイことに…二重価格表示の内容や不当表示にならない5つのポイントを解説
「通常価格9,980円のところ、今ならなんと3,000円引きの6,980円です!!」このようなフレーズを、見聞きしたことはありませんか。こうした販売価格とともに比較対照となる価格を表示する手法を二重価格表示と呼びます。二重価格表示そのものはれっきとした... -
育毛剤(化粧品)で「薄毛改善」「発毛」はいえる?
薄毛の症状を持つ男性は全国で約1,300万人、その内悩んでいる人は800万人といわれています。育毛剤をはじめとするヘアケア市場は巨大です。 育毛剤で「薄毛改善」「発毛」など標ぼうしているケースは少なくありません。育毛剤で発毛効果は謳えるのでしょう...